DJのための音楽理論 予告

突然ですがDJ向けに音楽理論の基礎を解説する記事を書くことにしました。理由は一つで、キー(調性)を"読む"感覚を広める必要性をここ最近強く感じているからです。

 

今、多くのDJやトラックメイカー、特にmashupを行う方々は音楽理論(というかキーの理論)についてアンコンシャスだと感じています。DJmixにおいての「キーミックス」と呼ばれる、曲と曲とのキーを意識しながらつないでいく技術や、mashupの制作においてはそれらが不可欠です。そして、mashupの制作のみならず、普段DJをしている時でもキーについて気にかけることでより良い繋ぎの組み合わせが生み出せることは疑いないでしょう。この記事を読み、音楽理論について触れていく中で一人でも多くの方が新しいツールを手に入れることを願ってやみません。

 

本編の記事は「楽典 理論と実習」を参考にしつつ「音について」「音程について」「キー(調)について」「コード(和音)について」の4つでの構成を予定しています。なるべく平易なことばで簡単に解説し、分かりやすいものになるよう善処します。が、話題によっては読者の方々にピアノに触れながら見て頂いた方が分かりやすい部分がありますので、その場合はブラウザのピアノ(自前のものがあるという方はそちらを使用して頂いても勿論構いません)を使っていこうかと考えています。

 

音楽は言語と一緒です。一つ一つ積み上げていけば必ず使えるようになります。そのためにわたしも頑張りますので、一緒に見ていきましょう。宜しくお願いします。