辞典(時折更新)

おかざきよしともさんのパクリです。面白いから読んだほうが良い。

ystmokzk.hatenablog.jp

 安直だけどやってみたいものはやってみたいので。(2019.3.4~)(最新の更新:2019.10.15「機材」「パイオニア」「水」)

 

【あ】

アイカツ!

このブログのタイトルにも堂々と載っているこのワードにはいろいろな意味がある。狭い意味で言えばバンダイによって2012年秋から2016年春まで展開されていたデータカードダス、つまりアーケードカードゲームであり、同時にそれを原案として同じ時期に放映されていたテレビ東京系列のTVアニメを指す。また同作をはじめとして現在(この項は2019年3月4日に書かれた)の「アイカツフレンズ!」まで(途中に2作目となる「アイカツスターズ!」をはさんで)続くアイカツシリーズを総合的に指すワードでもあり、全ての作品で共通して用いられる「アイドル活動」を指す用語であり、広ーーーーい意味で言えば、概念。色んなものごとが収束する地点である。「○○はアイカツ」みたいな。

じゃあ筆者であるおわたにが今思うアイカツとは何かというと、「実家」。今はアニメの「アイカツフレンズ!」は視聴していないしデータカードダスもプレイしていなければ楽曲もちゃんと追っているわけではないが、「アイカツ!」~「アイカツスターズ!」と(足掛け3年半ほど?)追ってきて、つまり筐体に100円玉を突っ込みアニメを観て色んな楽曲を聴きまくりイベントにも参加し同人誌もいっぱい買った身としては、やっぱり大事な場所である。ダンスミュージックにもう一度はまってDJをやり出すきっかけとなったし、今でも同人誌の即売会には足を運ぶ。あれがなければ今の自分はあり得ない、という意味で、アイカツ!は実家である。

余談ではあるが、COALTAR OF THE DEEPERSNARASAKI氏が最初のオープニングテーマやその他にも数々の楽曲を書き下ろしている(他にもクラムボンのミトさんなど著名な作曲家が多数参加している)ことからアイカツ!のフアンにはバンドマンやDJなど音楽をやっている人間が多く、先日の芸カ(アイカツ!オンリーの同人即売会。これはこれで別個に書きたい)でも某数少女風アレンジ音源が出たぐらいだ。アイカツ!が好きで知り合った人がバンドや音楽の趣味も似通っていた、なんてことは少なくないし、その逆も然り。こういうところも筆者がアイカツ!を好きであるひとつの要因だったりする。

 

アイドルマスター

今やアイドルをテーマにしたアニメやゲームは本当に沢山あるが(無論アイカツ!もその一つである)、ここまで大きなジャンルとなったきっかけは間違いなくナムコからリリースされ現在まで続くこの作品なのではないだろうか。

アイカツ!のフアンとしてはやはりアイドルマスターバンナムの先輩と言うべき作品であり、作曲家が被る(田中秀和さんや石濱翔さんをはじめとするMONACAの皆さんやミトさん、あとはアイカツ!にはrmxでの参加だけどTaku Inoue氏とか?)こともしばしばあるため、そこまでのめり込んでこそいないがCDとかはちょくちょく買って聴いたりしている。筆者にとってこの2作品は微妙な距離感であり、例えるなら……ART-SCHOOLTHE NOVEMBERSみたいな関係性か?いや全然違うか……

当たり前だが歴史が長い分良い曲が多い。

 

■愛ゆえの決断

これに関しては一度でいいからサントラ収録のフル尺版を聴いて欲しいんだ……(号泣)

 

【き】

■機材

オタクな音楽好きのテンションを最も上げてくれる二つの漢字、それが「機」と「材」である。多分。筆者も中学の頃9mm Parabellum Bulletにハマって残響レコード周りのバンドたちを聴くようになって、それはもう、あまりにも、「機材」というものに憧れるようになりました。ゼロ年代後半からテン年代前半という時期はとにかくバンドマンの機材、特に足元が面白かった時期だと勝手に思っていて(主観なので怒らないでください)……ハンドメイド/ブティックのエフェクターとか、ケーブルとか、ボードの組み込みとか、それはもう見ごたえがありました。勿論今もそうなんだと思うけれど。筆者としてはここ数年はDJを始めたことなどとシンクして機材といってもDJ機材を見たりするのがとにかく楽しい時期に入ってきている。でも結局大好きなのはなんにも変わってないですね。その割にはそんな沢山揃えているわけではないし綺麗にボード組み込みとかしてるわけでは一切ないのが、我ながらなんなの?という感じではあるが……まあ、憧れてるぐらいがいいのかもしれません。決して安くないしね!

 

【せ】

関谷あさみ

大好きな作家さん。一般で描いても百合を描いても成人向け(多分これが一番有名か?)を描いても面白い。凄い。女の子がとにかく可愛く、何度氏の描かれる女の子になりたいと思ったことか……

これは「つぼみ」の項にも書いたが氏は一時期同誌に読み切り百合作品をいくつか連載(?)していて、氏の作品を読んだのはそれが初めてだったけれど、女の子の描き方や繊細な感情の描写に「この人は覚えておいた方が良さそうだ」と強く思わされた。当時の自分、ナイス。また同作中で登場人物の女の子がSyrup16gを聴いている描写があり、それで気になったことがシロップを聴き始めるようになったきっかけである。丁度同時期に五十嵐の復活もあったが、筆者としてはシロップに出会えたのは関谷あさみ先生のおかげであると大声で言っていきたいところ。あの子が何(どのアルバム、という訊き方をしたみたいですが)を聴いていたのか気になりすぎてご本人にリプしてしまったこともある。以下はその返答。

IDは、その、気にしないでください。

 

【つ】

■つぼみ

きっと多くの人が女優さんを思い浮かべることだろうと思う。がしかし筆者にとっては、いの一番に同名の百合アンソロジーのことを思い起こさせる。玄鉄絢先生が「星川銀座四丁目」(名作!)を連載し関谷あさみ先生が単行本未収録の読み切りを数本載せていた、といえば解る人には解る……のか?高校生のころブックオフの100円棚にあったつぼみを回収するというのをやっていたが「星川銀座~」の単行本を揃えたこともあり今では多分全て手放してしまった。今度関谷あさみ先生目当てでまた集め直そうかしら……

余談だが6号の表紙がCDを聴いている女の子2人のイラストで、そこまでは普通なのだがそのイラストのなかにELLEGARDEN「ELEVEN FIRE CRACKERS」にACIDMAN「green chord」が描き込まれているというとんでもないセレクトだったことを思い出した。当時気付いたときめちゃめちゃ嬉しかったな……あとこれは何回も言ってるんだけど関谷あさみ先生の掲載作の中にSyrup16gが出てきて、それがきっかけで聴くようになったんだよな。そういう文化のクロスオーバーが筆者は大好きです。

 

【と】

■遠き空へ

(号泣)

 

【は】

■パイオニア

文字通りの辞書的な説明はここでは控えるとして……(辞典とは……?)……DJにとっては、テクニクスと並ぶDJ機材の"パイオニア"そのものだろう。現在では(カーナビの製造で有名な)パイオニアとPioneer DJは別の企業となっており、しかしながらDJ機材の修理はパイオニア本体がセンターを設けているというマジでややこしい事態となっている。なので本当ならばDJ機材メーカーとしてのパイオニアの話をするのであればきちんと「Pioneer DJ」と表記しなければならないのだが……特に理由はなくパイオニアを項の名前にします。あ、あとlainの製作なんかにもパイオニアのLD事業部門が携わってたみたいですね。

で、Pioneer DJといえばCDJ。そのCDJが開発された経緯やその後のrekordboxなんかへつながる歴史が下のインタビューに出ていて非常に面白いので張っておきます。僕は50回は読みました。

www.rakuten.ne.jp

余談ですが、先日「交渉人 真下正義」を観ていたら家電量販店の売り場が写るシーンでパイオニアのテレビが売っていて時代を感じました。KURO、ケーズデンキで売ってるの見て子供ながら(2007年発売なので当時10歳とかそこら)に憧れてたんですけどね。

 

【ふ】

ブックオフ

青春。横浜の中高一貫校に電車を3本乗り継いで通っていた筆者の通学ルート上には計7店舗のブックオフが存在し(ちなみに今の通学ルートには9店舗ある)、PCもスマホも何より金もない音楽好きにとっては500円/280円(少し前までは250円だった)のCDアルバムの棚にかじりついて未だ見ぬ名作を探し求め、ワイド判のコミックス棚もついでに物色するのが高校の頃の日課だった。もちろん今ではなるべく新品で買うが……TSUTAYAも徐々にCDのレンタルを縮小させつつある中、ブックオフには学生の音楽ファンのホームでいてほしい。

 

【ほ】

■僕

「僕」の場合は佐藤友哉。ひらがなの「ぼく」なら西尾維新(というか戯言シリーズ)。主にこの2人のおかげで、日本語において最もポピュラーな一人称のひとつであるにもかかわらず、文章で使うのには妙な気恥しさというか気負いというか……どうしても構えてしまう。気にしなければいいだけの話では、あるのだけど。まあ実際話し言葉では普通になんでも使うし。

というかこういうのって他にもあったりするのだろうか……少なくとも筆者がぱっと浮かべることができるのは「ワタシ」は菊地成孔っぽいなあとかそんなぐらいだ。「おれ」ってひらがなで書くと文学っぽいですよね。

そういえば、今のところ1人しか見たことはないが、バイトで一人称が「僕」の女の子に出くわしたことがある。本当に実在するんだーと一瞬感動すらしたが慣れてしまえばなんてことはなかったし、残念ながらと言うべきか特段デカい感情を抱くこともなかった。

 

【み】

■水

世界で一番美味しい飲み物。水があれば何でもできるからね!