既にTwitter上で告知が出ている通り、8/18(土)の14時から仙台Monetにて開催されます北宇治高校DJ部の第二回定期演奏会に北宇治轟音の会セッションでライブアクトとして出演させて頂くことになりました。
[Re告知]#北宇治高校DJ部 第二回定期演奏会
— B.Toriyama (@STUD10IO5) 2024年6月30日
8/18(日) @仙台Monet
14:00−19:00
¥2,500/1Dhttps://t.co/oNtPkAI7Zf
アートワーク更新しました!
響け!ユーフォニアムファンのDJ達によるクラブイベント開催します!
ユーフォロスの皆さん是非チェックお願いいたします! pic.twitter.com/nz08vaNJf5
個人的にDJでも遠征なるものをしたことがないので嬉しいのと、仙台なので半分ぐらいは旅行気分で純粋に楽しみなのと、平ハウス物語に続いてB.Toriyamaさんとみらぼさんの関わるイベントに携わることができて非常に光栄なのと、あとはまあ他のメンバーもツイートで言っている通りまさか北宇治轟音の会でライブ出演ができるなんてという驚き(まあわたしからToriyamaさんに提案させて頂いたんですけども……)で既に色々と感情が忙しい感じになっています。
我々の演奏は方向性とかを今まさにひねり上げている最中となりますが、DJ陣も非常に信頼できるメンバーが揃っております。ぜひ遊びに来て頂いて、3期完結を迎えた夏を仙台で楽しむ一日としましょう。
あと今回も例によってTシャツ作ったりするので、当日会場に来られないという方もそれとなくご注目頂けると大変嬉しいです。なぜなら現地で売れなければ事後通販が発生するので……よろしくお願い致します。
純粋な告知はここまでなので、北宇治轟音の会をご存じな各位はここで読むのやめて頂いてもそんなに問題ないです。北宇治轟音の会ってなんなのか全然知らないよって人はぜひもうちょっとお付き合い下さい。
Toriyamaさんの告知でもみらぼさんのツイートでも「謎(のバンド)」って書かれてたんですけど、実は本人的にはあんまり謎って感じではやってるつもりはなくてですね(動画もTwitter上にありますし)。ただそもそもライブ自体が初めてなぐらいには人前に出てなさすぎて結果的にまあまあ謎にはなってて、でしかもやってることはそこそこハイコンテクストなので、あんまり当日の演奏だけお聴き頂いても単によくわかんないやで終わる可能性もあるし、でももしそうなってしまったらそれは別にそうしたくてやってるわけではなくて本意ではないんですよね。せめてちょっとは背景とか文脈みたいなのをわかりやすく明示できればそれが親切かなあというところで、この記事を書いております。
これはおそらく後日Twiplaの方にも書き足して頂くとは思うんですけど、今回北宇治轟音の会はわたし(DJ, laptop)、634さん(Ds / Perc)、伊38さん(Gt)、Matsuくん(Gt)の4人で出ます。ベースレスツインギターみたいな若干特殊な編成ですかね。
北宇治轟音の会における"北宇治"はそもそもユーフォ本編よりもリズと青い鳥の方を強めに指していて、わたしがリズと青い鳥にドハマりしたこと(そして中川夏紀さんがギターを弾かれていてバンドの好みが近そうだと知ったこと)をきっかけとしつつ、元々アイカツ!のつながりで仲良くさせて頂いていた634さんがリズにハマったとの報を受けたことから、スタジオでのセッション遊びの会みたいなノリで北宇治轟音の会は始まりました。
伊38さんはもっと付き合い長くて(わたしが高校の時ぐらいから……ちなみに氏がいなかったらわたしはDJやってません)、やはり彼もリズにハマったということで2回目?ぐらいから合流。
Matsuくんはわたしが"リズを良い音で観る会"を都内の某オーディオルーム借りて主宰した時に参加して下さったのがきっかけで(つまりリズのおかげで)知り合い、後に合流。余談ですが彼は今DJもやっていて(しかも某ハコのスタッフもやってる)、多分わたしとの出会いがその方向性に進むのをだいぶ早めたきらいがあるので本当不思議なもんです。
……てな感じで、リズと広義のオルタナティブロックやシューゲイザーとかが好きなメンバーが段々と集まってゆるく発足しました。本当はもう2人ぐらいいるんですけど今回は割愛。
先程"スタジオでのセッション遊びの会みたいなノリ"と書いた通り、当初(というか今もですが)北宇治轟音の会は結構コピバンメインというか、まあ北宇治高校DJ部になぞらえるなら北宇治高校軽音同好会(部ってほどではないので……)的な感じと言えなくもないぐらいの会でした。余談ですがコピバンだとわたしはベース弾くことが多いです。
なんですが、我々はコピバンもやりつつ、一方ではリズと青い鳥のOSTを下敷きにしたポストロック・シューゲイザー的な即興演奏の可能性をそれとなく追及してきました。今回の本題の部分です。
「リズと青い鳥のOSTを下敷きにする」部分の方法論は若干ネタバラシ臭くなってしまうので本稿では触れませんが、色々と遊んでいたら即興演奏的にOSTの音源を扱えそうだというアイデアが2019年夏あたりに降ってきまして、とりあえずやってみようとスタートしたのが大体5年前。回数的には沢山やっているものではないのですが、結構歴史が(コロナ禍で集まりづらい期間あったとはいえ)長くなっていたことにこれを書いてから気付きました。
音楽的な影響元としてはGuitar、manualあたりのいわゆるニューゲイザー勢、あとは渋谷慶一郎・大友良英あたりのエレクトロニカ・サウンドアート系の人たち、あとはまああんま名前出すことにポジティブにはなれないんですけどやっぱどうしてもAmetsubからの影響もありますね。演奏スタイル的にはROVOのライブとかマイブラのYou made me realizeの例のパートからも着想を得てる部分もあるのかも。という感じで、「リズと青い鳥のOSTを引き延ばしてエレクトロニカ的に聴かせる」+「ポストロック・シューゲイザー的なギターをぶつける」+「かつそれを即興的な長尺でやる」という三本柱でおそらく北宇治轟音の会のセッションは構成されています。
そもそも主題歌Homecomingsだし、劇中でダブルルーリードとか言ってるし、中川夏紀さんが半分ぐらいきっかけにいると言いつつもリズとバンド音楽とのつながりみたいなものはすごく感じていて。そこは響け本編とも牛尾憲輔が音楽を手掛けたほかの作品とも違った唯一無二性なんじゃないかなと思っているわけです。ここも重要なポイントかなと思っています。
……なんかやっぱ文章にするのは難しいですね。これ以上上手に言語化できる気がしないのでこの程度にしておきますが、わかりづらいですけど補助線みたいなのは引けたと思ってます。あとは実際のライブ観てぼくらがリズから受け取ったもの、そしてぼくらなりに出力する感情、そういったものたちをフィールして頂ければ。。in the blue shirtじゃないですけど全部断末魔なんですよ結局!
というわけで、8.18よろしくお願いいたします。